こぐまんちの記録

自給自足を目指した家族の記録

竹 -勿体ないなぁ-

今回は“竹”についてのお話です。

 

以前、少し触れましたワークショップ。

高田造園の田島(たっしー)さんによる『雨落ち整備』に参加しました。

 

※こちらも是非アウラモバラの動画をご覧ください。↓

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今回の雨落ちWSもそうですが、民家の白アリ対策やお庭の水捌け対策などの土壌改善の際に“竹”はなくてはならないアイテムなんです。

 

太い竹をそのまま使ったり、細い竹は土留めの杭にしたり、枯れ竹は割って点穴として使ったり、竹炭はかなりの量を使用します。

雨落ち整備の造作。太くて頑丈な孟宗竹(もうそうちく)はそのまま土壌へ。

水を逃がす“点穴”には枯れ竹を割って使います。

滑り台にもなります。w

竹炭は黒いダイヤモンド。

こんなに多機能で万能な資材なのに、日本の竹林は放置され“竹藪”と化している現実があることに驚きます。

 

実際に周りで話を聞いてみても竹林を持て余しているご年配の方が多く、竹を活用できる人間とのマッチングアプリでも作ろうかなと本気で考えたほどです。w

 

竹を切って、燃して、土に還してあげるだけでも土壌改善になるのに。。

 

現実を知れば知るほど“勿体ないなぁ”なという気持ちになります。

 

竹の可能性は∞。

竹を活用する側としてはもっと勉強しないとダメだと思い、2024年5月頃から『竹もりの里』(http://takemori.org/)というNPO法人にてお世話になっております。

 

こちらでは近隣エリアの竹の買い取りも行い、放置竹林の問題解決に励んでいます。

 

また“竹パウダー”や“コンポスト”など高品質な資材も作っていて、自分自身まだまだ知らなかった竹の可能性を感じているところです。

 

このような活動をされている方々がいる事、現状ある数多くの問題もまずは知って頂き、実際に問題解決に動ける人たちが増えてきたら嬉しいですね。

 

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竹あれこれ活用方法↓

日本 -今日から歴史を動かせるのか-

2024年5月31日金曜日。

『WHOから命をまもる国民運動大決起集会』が行われました。

 

写真はXから拝借したもので、現地の写真や動画が溢れるほどシェアされているので、このブログにその様子はあえて載せません。

誰でも調べていただければ閲覧可能です。

https://x.com/warapoon1868/status/1796400377421779203

WHOから命を守る国民運動。

主権者は我々国民です。

何故今このような集会が行われているのか、テレビや新聞で情報を得た気でいる方には到底理解できないと思います。

 

答えは簡単でテレビや新聞では伝えない不都合な事実があり、それに多くの日本国民が気づいてきたからです。

 

感染症が流行っている」「無症状感染」(←これは流石に大笑いしました。w)

「ワクチソは安全」「ネットの情報は全て嘘」「ワクチソが危険というやつは陰謀論者」などなど。

もしこういった情報をあなたが信用していたなら是非問いたいのです。

 

このような情報はどこから得た情報でしたか?

 

テレビや新聞などの主要メディアではないでしょうか。

もしくはその情報を信じきった人から聞いた話などではないでしょうか。

 

そもそも、その情報の“大元”を考えたことはありますか?

 

製薬会社とメディアの大元がもし同じだったら……

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大手主要メディアとは逆にワクチソに否定的な個人のYouTube動画やSNSが規制や削除されていた事実をあなたはどう受け止めましたか?

 

この国はそもそも言論の自由が認められているはずです。

 

“誤った医療情報”という理由で一個人の言論が削除されることは憲法違反では?

※このブログが削除されたら憲法違反ですよ。w

 

結論から書きますと、この国、国民は既に危うい状態にあります。

ですから流石に声が上がり始めたのです。必然なんです。

自分たちの暮らしが奪われようとしているのですから。

 

IHR改定やパンデミック条約を今からでも是非お調べになってください。

 

 

ここで一つ自分の体験談を書きます。

ある古民家で新聞を二部見つけました。

 

一方は大東亜戦争後すぐで配給の情報などが載っていました。

もう一方は戦後5,6年は経過していたと思います。

 

見比べてみると戦後すぐの新聞は企業の広告などはほとんどなく、文字と写真のみで、しかもその文字が小さく情報量がすさまじく多いのです。

当時の日本人は毎日新聞が刷られていたのかは不明ですが、これを読んでいたのかと感心しました。

 

一方、戦後5,6年経った新聞は紙面の三分の一から半分が企業の広告で、文字もだいぶ大きくなっていました。

真っ先に広告に目がいくような紙面だなと感じました。

 

何が言いたいかというと、この国は戦争に敗けてから、生きるために本当に“必要な情報”は奪われてきたんだなという事です。

 

それを長く、本当に何十年も続けると、直接会ったこともない芸能人の不倫や煽り運転した一個人のニュースを“必要な情報”だと勘違いさせることも出来るんだなと思ったわけです。

 

恥ずかしげもなく高齢の方が「テレビが言ってたよ」と公言してしまうのも無理もありません。

 

ただもう騙せません。

 

若者は気づき、子どもたちはその背中を見ています。

 

正しい歴史認識を持ち、この現状をどう打開していくのかは、今この国に生きる全ての人々のこれからの行動にかかっているのかもしれません。

 

今日から歴史を動かせるのか。

 

自分も含め、行動あるのみです。

 

 

↓本日の集会で登壇された林千勝さんの著書です。

正しい歴史認識のための情報の一つとして手に取ってみてはいかがでしょうか。

食 -大袈裟ではなく人生変わる-

移住前、東京にいる頃から『食』については色々と勉強し始めていました。

 

妙な感染症騒ぎですっかり世の中の常識などひっくり返り、“自分でしっかり学ばないと、これからの時代はより一層危険だな”と感じていました。

 

子どもたちの食育も頭にあり、自然な流れで医療から食へ関心がうつっていきました。

 

真弓定夫さん、内海聡さん、東条百合子さん、藤田紘一郎さん、若杉友子さん。

当時これらの方々の著書を読み漁りました。

 

知れば知るほど、“日々食しているもので自分の体が作られているのにあまりに無関心すぎたな”と自分自身は反省し、子どもたちのこれからは前向きに考えていこうと、より一層自給自足実現への強い気持ちを持ちました。

 

そして千葉へ移住後、この『食』については勉強だけでは得られなかったであろう、さらに嬉しい発見があるのです。

 

自然栽培で食べ物を作り始めると、自分たちは安全で新鮮な旬な物を食せることは勿論ですが、多く作れた場合は周りに分けることが出来ます。

また“自然栽培”が認知され、コミニケーションのツールともなります。

今度は逆に「自然栽培でこんな野菜が出来たよ!」と見せにきてくれて、多く出来るとお裾分けしてくれるのです。

 

ここにお金は入る余地がなく、不要です。

 

しかもこれらはおおよそ超絶美味しいのです。

 

心もお腹も満たされ、人間関係も良好にしてくれる…これが『食』かと。。

 

この『食』によって人と人とが情報交換し、安心安全な自然栽培を始める方が増えていきますし、自分自身はそれらを食べることにより思考が変わり、身体は健康になり、こうなるともう大袈裟ではなく人生が変わってきます。

 

今現在、何かうまくいっていない方がいるのなら『食』から変えてみては?と自分は本気で思いますよ。

 

↓移住後、今まで頂いてきた『食』の写真を皆様にお裾分けいたします。

このTKGは最強なのでは…

里山ランチ。旬な食材が並ぶのは当たり前。

大分の原農園さんのお米を使った梅塩おむすび。

和尚さんご夫妻のヴィーガンタルト。

初めて庭で出来たバターナッツかぼちゃ。

里山の玉ねぎを生で食す。甘い。

お世話になっている師匠からは『いちご狩り』体験付きの苺を。

WS料理その1

WS料理その2

WS料理その3

どっぷりと -高田造園の土壌改善-

2023年は土壌改善どっぷりの年になります。

 

 

この頃『土中環境』『大地の再生』など本で得た知識はすぐに里山にて実践していました。

「こんなに恵まれた環境で自分はなんて幸せなんだろう。」

「引っ越してきて良かった!」と心の底から感じていました。

膝をついた作業が増えてくる。

そして、いよいよ本で一方的に知っていた『高田造園』の方々との交流が始まっていきます。

5月。近くで土壌改善のワークショップが開催されることを知り、家族で参加しました。

 

※この時の様子はYouTubeで是非ご覧ください↓

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まず驚いたのは参加人数の多さ。

そして人数が集まった時の作業の早さ。

“出来る人”と“出来るようになりたい人”が集った時のエネルギーを初めて肌で感じました。

 

大人も子どもも関係なく、夢中になって作業しました。

高田造園の方に直々にレクチャーを受ける妻

石積みも初体験

妻もこの頃からキャップの上にタオルを巻くスタイルが定着していきます。(何故?w)

 

当時7歳の息子も大きな掛矢を振らせてもらい、丁寧に説明してくれるのでとても分かりやすく、終わった後は「楽しかった!」という感想を漏らしていました。

掛矢を振る息子

実際にこの目で見て、体感した『高田造園』の“土壌改善”の現場はとてもエネルギッシュでしたが、造作後の風景は穏やかで美しく、そのギャップに妻と自分は完全に魅了されていました。

 

縄文トイレ

焼杭

丸太橋

そして翌月もまた高田造園式土壌改善のワークショップに参加することになるのです。

見事にどっぷりと。(笑)

 

 

※ワークショップの様子はこちらから↓

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懐かしいもの -ジブリ作品-

Hatena Blogには『今週のお題』というものがあり、今回は『懐かしいもの』だそうです。

自分にとっての懐かしいものは、ジブリ作品が思い浮かびました。

 

前回“土壌”…“土”について書きましたが、土に触れていると子どもの頃夢中になって観ていたジブリ作品を手掛けた宮崎駿氏はやっぱり色々知っていたんだなあと改めて思うわけです。

天空の城ラピュタのシータはこう言っていました。

 

「ゴンドアの谷の歌にあるもの。

”土に根をおろし、風とともに生きよう。

種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”

どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ。」

 

 

風の谷のナウシカナウシカはこう言っていました。

 

「きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないと分かったの。

汚れているのは土なんです。」

 

自分はテレビはほとんど観ませんが、たまーに子どもたちとジブリ作品は観て、いまだに新しい発見があることに驚きます。

 

ちなみにこれは有名な話だとは思いますが、映画のナウシカと漫画のナウシカは全くの別物です。

なぜ映画では漫画の内容がほとんど語られなかったんでしょうね。。

 

 

最後に。

土から離れて生きられない私たち人間はもう少し土の事を理解した方が良いなと思います。

 

土壌学者の藤井一至さんの本『大地の五億年』でも語られていますが、この地球上で土は人間よりも大先輩なわけですし、他の生物たちは今も一生懸命この地球の“循環”を作っています。

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一方「SDGs!」「脱炭素!」と言葉だけのマネーゲームを続け、地球の循環の邪魔をする人間たち…

今日もミミズのうんこと戯れる土を愛する人間たち…

 

私たち人類にはどんな未来が待っているんですかね。

 

 

杜人 -意識は畑から里山へ-

里山の畑はもともとが水田だった場所で長い間休耕田でした。

その場所を和尚さんご夫妻が“水田転換畑”として機能するように手直しし始め、それを知った自分たち家族が加わったのが2022年9月でした。

 

アウラモバラでは具体的に最初に何をやったの?」と他人に聞かれると、「穴掘り!」と元気良く答えます。

 

本当に穴掘りばかりやってたんです。しかも人力で。(笑)

農というより土木です。

 

アウラモバラのYouTubeを観ていただければ分かりますが、水田を畑にするために全部の溝という溝を剣先スコップで掘ったのです。

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畝作りも剣スコ一本です。

もう剣スコが恋人です。(笑)

 

こんな事を本気でやり続けている和尚さんご夫妻もどうかしてますが、これに共鳴して「面白そ~!」と参加しちゃう自分たち家族もどうかしています。

 

ただこの経験が後々の学びと人生観に大きな影響を与えてくれるとは、この時は気づきませんでした。

 

まず一つ。

学びの面ですが、身をもって学べたことは本当に大きかった。

土に触れ続けたおかげで、土壌の状態をより理解でき、土がちゃんと呼吸できているか、窒息状態にあるのかを見定める事が出来るようになっていました。

間近で様々な土の状態を目にすることに。

掘った溝を見ると、土の色が違うことに気づきますか?

土の“グライ化”と言い、土壌中の酸素が欠乏し、鉄分が還元されている状態を指し、色はグレーで、写真では伝わりませんが嫌な臭いもします。

これが所謂土壌の窒息状態で、この土で植物が育つとは当時の自分でも思いませんでしたし、これからさらに深入りしていく“土壌改善”の世界への第一歩となるのでした。

 

そしてもう一つが、人生観。

基本は楽して生きたいテキトー人間の自分ですが、この作業を経験した後は少し違いました。

まず、たいていの事は別にモーマンタイ。否、問題がない。

たいした問題ではない。

常にそんな感じで、クリアできるだろう考えているのです。

今までだったら問題にそもそも向き合わないこともしばしば…。

 

また、他人からしたら嫌な苦労や辛いことも、本人が楽しかったら楽なんだと知ってしまいました。

「“楽”と“楽しい”って漢字も同じやん!」とも今更気づきました。(笑)

 

土に触れ続けたたことで、やっと自分の存在を意識できた…

 

少し大袈裟かも知れませんが、こんな感覚があり、学び行動し続けるのは、それをもっと鮮明にしたいからなのかなと今は思います。

 

さて、そんな変化が自分に起きている時に妻にも変化は起きていました。

映画『杜人』を観たのです。

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自分はこの時子守役で映画は観れなかったのですが、後で映画のパンフレットを読み、矢野智徳さんの事を知るのでした。

“造園家”はなんとなく分かりますが、“環境再生医”とは一体……

 

そして妻はすぐに『「大地の再生」実践マニュアル』の本を購入。

ここから夫婦の意識は目の前の畑から、奥の里山へ少しずつ向いていきます。

この時、同時に購入した本が高田宏臣さんの『よくわかる土中環境』

 

 

大地の再生…

 

土中環境…

 

これから家族でどっぷりこの世界に浸かっていくのです。

一息 -価値あるものとは-

小さい頃から『お金って何?』という漠然とした疑問がありました。

 

学生時代は趣味や部活、恋に夢中で二十歳を過ぎた辺りから本を読み、歴史を調べるようになりました。

 

金融システム誕生の歴史、プラザ合意、通貨発行の仕組み、信用創造を知った時、長年抱えていたモヤモヤが晴れました。

 

そして子どもが生まれ、親になった今『仕事でお金を作るより、生きていくために大根作れるようになりたいなあ』と本気で思ったのです。

『早くこのマネーゲームから抜け出さないと…』とも。

 

何故このような話をするかというと、昨今自分の周りでこの“お金”によって振り回されている人たちを散見するからです。

昔からあった事かもしれませんが、混沌とした時代だから尚際立って見えるのかもしれません。

 

ここで多くは語りませんが、どうぞたくさんの著書に触れ、今一度本当の“価値”について考えほしいなと思います。

他人を騙し、蹴落としてまで、得る価値があるものなのでしょうか。

現代人にとって、ないと困るものだということは百も承知です。

 

ただお金がたくさんあっても不幸な人が世の中には存在します。

身近な知り合いでもいますし、最近では山内銀之介さんという方が有名ですよね。

彼の言っていることは、自分が子ども時代から感じていたこととかなりリンクし、とても共感できます。

 

こちらの動画もすごい数観られていますね↓

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あなたはお金を稼ぐために生まれてきたのですか?

 

自分は生きるために生まれてきましたよ。

 

最後に、自分の感じる価値あるものを思いつくままに並べてみました。

夕日。

ニホントカゲ

芽吹き。

里山での食事。

朝日。

初めて出来た大根。

また夕日。好きなんでしょうね。

 

もう自分の中では答えが出ています。

 

本当に価値あるものとは……