Hatena Blogには『今週のお題』というものがあり、今回は『懐かしいもの』だそうです。
自分にとっての懐かしいものは、ジブリ作品が思い浮かびました。
前回“土壌”…“土”について書きましたが、土に触れていると子どもの頃夢中になって観ていたジブリ作品を手掛けた宮崎駿氏はやっぱり色々知っていたんだなあと改めて思うわけです。
天空の城ラピュタのシータはこう言っていました。
「ゴンドアの谷の歌にあるもの。
”土に根をおろし、風とともに生きよう。
種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”
どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ。」
「きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないと分かったの。
汚れているのは土なんです。」
自分はテレビはほとんど観ませんが、たまーに子どもたちとジブリ作品は観て、いまだに新しい発見があることに驚きます。
ちなみにこれは有名な話だとは思いますが、映画のナウシカと漫画のナウシカは全くの別物です。
なぜ映画では漫画の内容がほとんど語られなかったんでしょうね。。
最後に。
土から離れて生きられない私たち人間はもう少し土の事を理解した方が良いなと思います。
土壌学者の藤井一至さんの本『大地の五億年』でも語られていますが、この地球上で土は人間よりも大先輩なわけですし、他の生物たちは今も一生懸命この地球の“循環”を作っています。
一方「SDGs!」「脱炭素!」と言葉だけのマネーゲームを続け、地球の循環の邪魔をする人間たち…
今日もミミズのうんこと戯れる土を愛する人間たち…
私たち人類にはどんな未来が待っているんですかね。